Thursday, July 22, 2010
安室奈美恵『新作は夏ソング!大活躍中の歌姫の“今”に迫る!』-ORICON STYLE ミュージック
――現在、全国ツアー『PAST<FUTURE』の真っ最中ですが、最新アルバム『PAST<FUTURE』の世界が体感できる内容になっていて、今回のツアーも見応えたっぷりですよね。 【安室】 前回がベストアルバム(『BEST FICTION』)のツアーだったから、今回は気持ち的にはいちからの出発という感じなんです。実際にそうなってるといいんですけど(笑)。
――そんななか完成したのが、ニューシングル「Break It/Get Myself Back」。2曲とも詞・曲をてがけているのは、アルバム『Queen of Hip-Pop』以来、安室さん作品に欠かせないソングライターのひとり、Nao‘ymtさん。 【安 室】 Naoさんとの作業は常に新鮮だし、刺激をくださるので、ご一緒していてワクワクします。Naoさんには前回のツアーを何度か見て頂いたんですけ ど、きっとそこで感じるところがあったんじゃないかなっというか。とくに「Break It」は、“ライブでこういう曲を歌ったらいいんじゃないかな”っていうイメージをしながら作ってくださったんではないかなと、勝手にNaoさんの頭の中 を想像しています(笑)。
――だから「Break It」は、生音を主体にしたクールで強めなサウンドと、スパッと言い切ってみせる歌詞が、今の安室さん自身の勢いとリンクして聞こえるのかもしれない。
【安室】 私も、こういう女性がいたらカッコいいなっていう基準で楽曲も選ばせていただいてますからね。とくにステージに立つ時は、少しでもそのイメージに近づけていこうとはしています。
―― 一方、すでにツアーでもひと足早く披露されている「Get Myself Back」は、やわらかな歌とポジティヴなメッセージがやさしく心に染みるミドルチューンになっていて……。 【安 室】 真夏の野外で歌いたい曲ですよね。歌詞についても、とても共感できて。“ああ、そうだな”みたいな。ストレートが故に奥深いんですよね。考えてみれ ばこういう、シンプルに人間らしい感じの楽曲っていうのもあんまりなかったかもしれない。すごくおしゃれな言葉を使っていたり、わりとひとクセもふたクセ もある曲が多いなかにこういうストレートな曲がポンと入ってくると、自分も新鮮な気持ちになれたりするし……。でも、もともと「Get Myself Back」は、夏を感じたいっていうとこが出発点だったんです。今まで夏にリリースすることがほとんどなかったし、夏のイメージもあんまりない気がして。 だからそういう、王道的な“夏”って感じの曲もやってみたいなっていうのもあったんです。
――なるほど。そう考えてみれば、聴き方によっては「Break It」も、アグレッシヴに夏を楽しむための1曲といえそうですね。 【安室】 夏をどう感じるか、ですよね。「Break It」みたいに夜の夏を遊びながら感じるのか、「Get Myself Back」みたいに昼間の、青春的な夏を感じるのかっていう。
――ちなみに安室さん自身は、“夏”に対してどんなイメージを持ってますか? 【安 室】 仕事を始めてからあんまり日本で夏を満喫したことがなかったんですけど、一昨年久しぶりに『a-nation』でツアーしながら海に寄ったりして日 本の夏を楽しんでみたんですけど、やっぱり夏に海って王道だけどいいんだなぁと。そんなイメージはありますね(笑)。
――まあ、今年の夏もツアー、ですからね。 【安 室】 でも最近は、これをした後はこれをしようとか、仕事だけじゃなく、いろんなバランスがわりとうまく取れるようになってきたので、ツアーの合間もわり とちょこちょこいろんなとこに行ったりしています。この間ツアーで広島に行った時も、宮島の厳島神社に行きました。前にも行ったんですけど、今回はロープ ウェイを2回乗り継いで、そこから片道30分かけて弥山にも登ってきました。そんな感じで、今年も“夏”を楽しめたらなって思っています。
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Sources: 偉士牌的安室奈美惠Namie Amuro
Oricon Interview
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